2025/12/16 保健看護学科
【保健看護学科】保健師教育課程×錦ヶ丘地域
-地域で学び、地域とつながり、地域を支える保健師へ-
保健師は、「みんなの健康を、みんなで守る」ことを支える専門職です。
澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】 保健看護学科?保健師教育課程では、「地域中心の看護を探求する力」を身につけることを目標にしています。
地域の人たちの暮らしに目を向けながら、「この地域のために、どんなことができるだろう?」と自ら考え、行動できる力を育てることを大切にしています。
錦ケ丘地域での取り組みは、こうした考え方を実際の地域の中で学べる、保健師教育課程の中核をなす演習の一つです。
2025年度は、2年生から4年生までが、錦ケ丘地域を学びの場として、学年に応じた活動に取り組みました。
これは、学年が上がるにつれて視点が広がり、学びが深まっていくように工夫された、実践的な学びのプログラムです。
ここからは、学生たちがどのように地域と関わりながら学びを深めていったのかをご紹介します。
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地域の人たちの暮らしに目を向けながら、「この地域のために、どんなことができるだろう?」と自ら考え、行動できる力を育てることを大切にしています。
錦ケ丘地域での取り組みは、こうした考え方を実際の地域の中で学べる、保健師教育課程の中核をなす演習の一つです。
2025年度は、2年生から4年生までが、錦ケ丘地域を学びの場として、学年に応じた活動に取り組みました。
これは、学年が上がるにつれて視点が広がり、学びが深まっていくように工夫された、実践的な学びのプログラムです。
ここからは、学生たちがどのように地域と関わりながら学びを深めていったのかをご紹介します。
2年生:地域を「診る」 — 地域踏査:初夏の錦ケ丘にて —
7月5日~7月15日、2年生は、地域をまわるバスに乗車し、錦ケ丘の全体を眺めてみる地域踏査演習に取り組みました。
バスの窓からは街の景色の移り変わりが見え、同じ地域内でもエリアごとに特徴があることに気づきました。
さらに途中下車して歩くことで、街並みだけでなく、そこで暮らす人たちの様子も感じられました。
こうした体験を通して、自分がこれまで過ごしてきた場所とは異なる地域と出会うことで、ものの見方が広がり、学びが深まっていきました。
この地域踏査を通して、人々の暮らしを取り巻く環境や暮らしの実際に目を向けることの大切さに気づき、さらに健康と暮らしが密接に関係していることを実感する機会にもなりました。
バスの窓からは街の景色の移り変わりが見え、同じ地域内でもエリアごとに特徴があることに気づきました。
さらに途中下車して歩くことで、街並みだけでなく、そこで暮らす人たちの様子も感じられました。
こうした体験を通して、自分がこれまで過ごしてきた場所とは異なる地域と出会うことで、ものの見方が広がり、学びが深まっていきました。
この地域踏査を通して、人々の暮らしを取り巻く環境や暮らしの実際に目を向けることの大切さに気づき、さらに健康と暮らしが密接に関係していることを実感する機会にもなりました。
3年生:地域での暮らしを「理解し、企画する」 — 住民体験と住民インタビュー?健康づくり教室の企画:新緑の錦ケ丘にて —
4月26日及び5月10日、3年生は、錦ケ丘に出向き2種類の演習に取り組みました。
一つ目は、高齢者の日常を自分の足でたどるように、クリニックへの徒歩での通院やスーパーでの買い物など、高齢者の立場に立って日常生活を体験です。
スーパーでは、高齢者の買い物かごに多くのお惣菜が入っていることに気づき、「どのようなお惣菜が高齢者にとって望ましいのか」を考えたり、実際に食材を持って移動することで、坂や階段の多い地域での買い物の大変さを体感したりしました。
二つ目は、住民の皆さまへのインタビューです。
小グループに分かれてお話を伺い、日々の暮らしの姿だけでなく、その背景や住民同士の関係性、地域や健康への思いにも触れました。
こうした体験と対話から得た気づきをもとに、学生たちは住民の暮らしを踏まえた健康づくり教室の企画を立案しました。
一つ目は、高齢者の日常を自分の足でたどるように、クリニックへの徒歩での通院やスーパーでの買い物など、高齢者の立場に立って日常生活を体験です。
スーパーでは、高齢者の買い物かごに多くのお惣菜が入っていることに気づき、「どのようなお惣菜が高齢者にとって望ましいのか」を考えたり、実際に食材を持って移動することで、坂や階段の多い地域での買い物の大変さを体感したりしました。
二つ目は、住民の皆さまへのインタビューです。
小グループに分かれてお話を伺い、日々の暮らしの姿だけでなく、その背景や住民同士の関係性、地域や健康への思いにも触れました。
こうした体験と対話から得た気づきをもとに、学生たちは住民の暮らしを踏まえた健康づくり教室の企画を立案しました。
4年生:地域のありようを、支援者と「ともに考える」 — 支援者インタビュー?まちづくり計画の策定?報告会:晩秋の錦ケ丘にて —
10月7日、4年生は、錦ケ丘に出向き、錦ケ丘連合自治会や地区社会福祉協議会の皆さまにインタビューを行いました。
今度は「支援する側」の立場から、地域が抱える課題や支援の難しさ、地域づくりの工夫を多角的に学びました。
そして、学生たちはこれまでの学びを統合し、
「高齢者のWell-beingを支えるまちづくり計画— 高齢者が錦ケ丘で“その人らしく”暮らし続けられるために —」
を策定しました。
11月14日、報告会では、住民の皆さまに計画を発表し、質問に答えながら意見交換を行いました。
住民の皆さまと意見を交わし、当事者ならではの視点や思いに触れることで、学生たちは、地域の暮らしに寄り添いながら、地域にとって本当に意味のある計画を立案することの大切さを実感していきました。
今度は「支援する側」の立場から、地域が抱える課題や支援の難しさ、地域づくりの工夫を多角的に学びました。
そして、学生たちはこれまでの学びを統合し、
「高齢者のWell-beingを支えるまちづくり計画— 高齢者が錦ケ丘で“その人らしく”暮らし続けられるために —」
を策定しました。
11月14日、報告会では、住民の皆さまに計画を発表し、質問に答えながら意見交換を行いました。
住民の皆さまと意見を交わし、当事者ならではの視点や思いに触れることで、学生たちは、地域の暮らしに寄り添いながら、地域にとって本当に意味のある計画を立案することの大切さを実感していきました。
住民の皆さまの「生の声」と地域の「ありのままの姿」は、保健師にとって欠かせない学びであり、活動の原点です。
今回の一連の演習は、健康を切り口に、住民の立場と支援者の立場の両面から暮らしを理解し、地域とともに考える姿勢が学生の中に自然と育っていくことを大切にして実施しました。
学生時代に経験した地域での出会いや実体験を通じた気づきは、学生の内側に静かに根づき、将来、保健師として現場に立ったときの確かな力へとつながっていくことでしょう。
最後に、本演習にご協力くださった錦ケ丘地域の皆さまに、心より感謝申し上げます。
今回の一連の演習は、健康を切り口に、住民の立場と支援者の立場の両面から暮らしを理解し、地域とともに考える姿勢が学生の中に自然と育っていくことを大切にして実施しました。
学生時代に経験した地域での出会いや実体験を通じた気づきは、学生の内側に静かに根づき、将来、保健師として現場に立ったときの確かな力へとつながっていくことでしょう。
最後に、本演習にご協力くださった錦ケ丘地域の皆さまに、心より感謝申し上げます。
