2018/12/19 情報福祉マネジメント学科

宮城県警察本部から感謝状/サイバー防犯ボランティア活動結果報告会

大学を代表し情報福祉マネジメント学科学生21人が委嘱されている「サイバー防犯ボランティア」の活動結果報告会が12月17日、仙台市青葉区の宮城県警察本部で行われ、パトロール強化期間に顕著な活動を行った本学に感謝状が贈呈されました。

三浦統括官から感謝状を授かる近藤さん(左から2人目)
三浦統括官から感謝状を授かる近藤さん(左から2人目)
サイバー防犯ボランティアは、宮城県内では一般、大学生57人に2団体が参加し、インターネット上に氾濫する違法?有害情報を発見し警察に通報する活動を行っています。今年初参加となった本学では、情報福祉マネジメント学科の2?4年生の21人が委嘱を受けて6月から活動を開始しました。

今回の報告会では、生徒や学生が巻き込まれる性犯罪やトラブルが多発する夏休み、7月から9月いっぱいまでを「強化期間」として、その間にボランティアが個人の時間を利用し発見したツイッター等SNSの不適切投稿の通報、削除件数が発表されました。

通報は884件(前年同期比494件増)、投稿の削除は753件(同445件増)と過去の実績を大きく上回るものとなったことが報告されました。宮城県警察本部のサイバー犯罪対策担当者は「(他都道府県と比べ)全国的にも多い数字となりました」と成果について触れました。
表彰状を手にした近藤さんと情報福祉マネジメント学科?大内誠学科長(左)
表彰状を手にした近藤さんと情報福祉マネジメント学科?大内誠学科長(左)
期間中に学生たちが大きく貢献したとして、宮城県警察本部?三浦英幸サイバーセキュリティ統括官から感謝状が贈呈されました。

代表して受け取った、2年生の近藤優磨さんは「インターネットをずっと使っている世代ですが、安全じゃないと便利とはいえないと思っています。ネットのセキュリティ方面にも興味があったので、知識を得ることだけでなく実際に関われたことは良い経験になりました」と話しました。

表彰後は他大学の学生ボランティアによる不適切投稿の発見要領を聞いたり、警察がサイバー犯罪対策に使用する機器類を見るなどして、今後の活動に向けてより一層の理解を深めてました。