2022/05/25 産業福祉マネジメント学科

地域をつなぐ文化財:仙台市指定天然記念物「子平町の藤」を見学

産業福祉マネジメント学科 安藤ゼミでは、512日、仙台市指定天然記念物「子平町の藤」を見学しました。
この藤は、所有者である千田文彦さんの先祖が伊達政宗から拝領したと伝えられ、樹齢約430年と推定されています。毎年この時期に、千田さんがご自宅の庭を公開してくださり、たくさんの見物客が訪れています。

見学の前に、学生たちは文化財保護制度について近年の動向を学び、また当日は美しい藤と、たくさんの見学者に丁寧に対応される千田さんのご様子を拝見しました。地域に継承される文化を守り続け、その価値を市民に伝えようと取り組む地域の方の思いに触れ、学生たちはさまざまなことを感じていました。

学生の感想

?文化財が地域の人の憩いの場になり、地域をつないでいると感じた。
?植物は毎年安定して育つわけではないだろうし、公開時期が前後したり、さらにそれを告知する必要があったりと、管理するだけではなく公開することはかなり大変だと思う。それでもその価値を伝えるために、取り組んでくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいになった。

藤棚を見学する学生たち
見学時は5名以下のグループにわかれました