2023/08/31 医療経営管理学科

医療管理各論Ⅰで「衛生学的手洗い」と「車椅子介助」演習

 「医療管理各論Ⅰ」では、医療?保健?福祉サービスの提供に関係する法律や制度を中心に学びます。また、医療施設の現状及び、医療関連職種の業務を理解することも授業の目的です。この回では、感染症対策として衛生学的手洗いと、車椅子の介助演習を行いました。

学生自身が体験的に学び、自分の行動の意味や必要性を考えながら学修しました。
手洗いの様子
手洗いの様子
手洗いチェッカーを覗く学生たち
手洗いチェッカーを覗く学生たち
車椅子の介助体験の様子
車椅子の介助体験の様子
医療従事者が感染を広げてしまうことを予防する手指衛生は、院内感染対策の基本です。

学生たちは、汚れに見立てたローションを塗り、普段通りの手洗いを行ってチェッカーで汚れ残り(光っている部分)を確認しました。指の付け根、爪の周り、手首など、洗っているつもりでも汚れが落ちていないことを確認し、普段の手洗いでは汚れが落ちていないことを体感しました。その後「衛生学的手洗い」のやり方を学び、もう一度チェックをし、衛生学的手洗いの効果等を実感していました。
車椅子介助は、患者役?介助者役を体験しました。些細な段差やドアの開閉、スピード、折り返しなど、介助の仕方によっては怖いと感じることを理解しました。介助される側に立って配慮することの大切さや、どのような声掛けが安心感をもたらすかを学びました。

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