2018/10/25 医療経営管理学科

【教育】4年生合同ゼミ「卒業生からのメッセージ」

医療経営管理学科では、10月17日にステーションキャンパスS301教室で、4年生の合同ゼミを行いました。今回のテーマは「卒業生からのメッセージ」です。

教室の様子
教室の様子
医療経営管理学科では、10月17日にステーションキャンパスS301教室で、4年生の合同ゼミを行いました。テーマは「卒業生からのメッセージ」です。
前半は、数ヶ月後には社会人となる4年生へ、卒業生がメールなどで寄せてくれたメッセージを紹介しました。
医療機器販売卸業に進んだ先輩からは、「期日までに商品を納品できなければ、患者様の命に関わることもある」「仕事には責任が伴う」「お客様の信頼に応えることを心がけている」といった言葉と、転職の経験などが伝えられました。
旅行会社に就職した先輩からは、「学生と社会人の責任の重さの違い」や、就職後の資格取得、結婚、ワークライフバランスと転職についてなど、職業についてだけではなく、人生設計で悩んだこと、考えたことについてなどについてのメッセージが紹介されました。
国立大学に就職した先輩からは、仕事のやりがいについてや、英語研修にチャレンジしていることなど、仕事との向き合い方やスキルアップについての貴重なアドバイスが紹介されました。
卒業生の若林(畑中)千怜さん(東北医科薬科大学附属病院)、東森由佳さん(東北大学病院)
卒業生の若林(畑中)千怜さん(東北医科薬科大学附属病院)、東森由佳さん(東北大学病院)
後半は、勤務終了後に大学に駆けつけてくれた、平成25年の卒業生の若林(畑中)千怜さん(東北医科薬科大学附属病院)、東森由佳さん(東北大学病院)のお二人に、医療機関での仕事と、これまでのキャリア形成などについて、お話ししていただきました。
お二人からは「ドクターやコメディカルのスタッフとの連携が必要なのでコミュニケーション能力が大切。特に、相手に何を伝えたいのか,明確にするように心がけている」「学生の時に資格を取っていたのが良かった。就職すると時間をたくさん作ることが難しい。就職してから資格を取得することにもメリットはあるが、学生のうちにできることはやっておいた方が良い」「スキルアップのために学会や研究会?研修会に参加するようにしている。そのような機会をきっかけに疾患に関する知識を深めて行ければと考えている」といった、実際に医療現場で働いている生の声を聞くことができました。
 
先輩から後輩へ伝えられたメッセージは、実際にお話をしてくださったお二人はもちろん、メールによるものも、後輩を思う心のこもったものでした。
4年生たちの残りの学生生活と、その先の社会人生活にとってなんらかの指針となる、内容の濃いゼミとなりました。

学生の感想

「卒業生の話を聞き、座学で勉強してイメージしていた資格や就職のことが,より現実的になったと思いました。仕事をして気づくこと、考えることが多く,やはり大変だなと感じましたが、わからないことはそのままにせずしっかり聞く?覚えるという繰り返しを確実にやっていこうと思えました。残り少ない学生生活でもっと意識しながら生活していきたいです」

「企業/病院に限ったことではありませんが、コミュニケーション能力が求められると話していたのが印象に残っています。年齢も立場も異なる方々と仕事をするので、同級生と話すのとは違うコミュニケーションの仕方を学ばなければならないと感じました。また、転職についてのお話がとても参考になりました」

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