2022/11/14 医療経営管理学科
【授業紹介】「臨床医学総論」
1年次前期、「医療概論」「人体構造?機能論」では医学についての基礎的な講義が始まります。後期「臨床医学総論」ではいよいよどうして病気になるか、どんな病気があるのか、病気のなり立ちについて学んで行きます。
臨床医学総論
【具体的な内容、典型的なコンテンツ】
講義名にあるように臨床医学について診断や治療方法などについて、実際に医師である先生から学ぶことができます。(稲辺)
臨床医学に関する知識、技法、態度を習得します。また、臨床医学における診断?治療に至る原則について、理解して説明できるようにする授業です。高校の生物をさらに発展させ医学的にしたものを学習します。(千葉)
【この授業の進め方】
①医療用語についての発表、②先生の授業(説明)、③確認テストの三部構成で進められます。「発表」とは、学生は事前に用語(病名など)を割り当てられるのでそれについて調べ、みんなの前で発表します(1、2分程度)。授業自体はスライドに合わせて説明されていきます。最後に確認テストといい、その日に学んだ内容が穴埋め形式で出題されるプリントを解きます。何も見ないで解くので自分がどこを理解していないのか一目でわかります。(稲辺)
5分休憩では、スマホを見てしまうと学んだことが忘れやすくなってしまうので、スマホを見ずに過ごします。
講義では、PowerPointで作成されたスライドを見て、メモを取りながら話を聞きます。
まとめ?確認テストでは、授業で習ったところの穴埋め問題を時間内に終わらせ、採点をします。問題を解くときに教科書やパソコンを見てはいけません。記憶していたことを書くことにより覚えられるからです。友達と相談しながら行うのも良いです。(千葉)
【この授業の楽しいところ】
先生の説明だけでなく、実際にアルコールのパッチテストを行ったり、自分の家族の血液型を参考に、自分がどの血液型になる可能性があったのかを調べたりしました。医療系の難しい内容でも、身近な生活に繋がったりすると楽しいです。(稲辺)
実践が多いところです。コロナ禍で声を発することが難しいため、つい講義を聞くだけの受け身の授業になってしまいがちですが、臨床医学総論では自分で血液型の家系図を書いたり、まぶたの家系図を書いたり、さらにはお酒に強いか弱いかが一目で分かるアルコールパッチテストをしてみたりと、実践しながら学びを深められるのでとても楽しい授業です。また、友達と話し合いながら復習もできるため、学びを深められます。(千葉)
【この授業の大変なところ】
幅広く学ぶのでその分、覚えることが多く大変だと感じました。例えば、血管の状態では虚血、血栓、塞栓など、アレルギーにもⅠ型からⅣ型まで様々あります。検査方法ではMRI、MRA、PETなど略語や専門用語が多いので大変でした。(稲辺)
医学的なこと勉強するため、高校の生物が得意だから大丈夫だろうと思っていると、授業についていけなくなってしまいます。診断や治療の内容、医療用語までも学ぶため、すべてが新しい発見で楽しいのですが、覚えることはたくさんあるので難しい科目です。(千葉)
【授業の感想】
学生が自分で調べて発表する機会が設けられていて、また授業の内容とも一致し、より理解が深まりました。先生は解説で図やイラストを使用しているので印象に残りやすく、実践的な解説をしてくださるので分かりやすいです。(稲辺)
講義を聞くだけの受け身の授業ではなく、自分から学び説明する授業なのでおもしろいです。聞いたことはあるけれど、どのような症状なのか分からなかった病気に関して詳しく学習するため、毎回新しい発見ができます。診療情報管理士や救急救命士になりたい人が学ぶべき授業なので、教科書は800ページもありますが、すべて覚えるつもりで取り組むことが大切だと思います。
【受講のアドバイス】
スライドに書いてあること以外にも、先生のちょっとしたお話しをメモしておくと、後で思い出しやすいノートになると思います。また医療系の用語や内容は慣れないものなので自分で実際に図を書いて表すとイメージしやすいです。(稲辺)
自分から学び実践し、説明する力を身につける授業なので楽しく受けることができます。しかし、進むスピードがはやいのでついていくためにも予習?復習が欠かせません。マスター課題では同じテーマでも、まとめ方や説明の仕方は人それぞれなので違いを比べながら聞くと良いと思います。授業の最後には確認テストがあるので短時間ですが集中して学習することが大切です。(千葉)
医学の内容は、難しいと思われがちです。日常の生活にはあまり使われない用語や、一般の企業とは異なる仕組みで動いているからです。
しかし、それらを学修するには、教科書の内容をいかに自分の形で理解して覚えていくか、工夫する必要があります。ここで紹介されているノートは、とても自分のものにしています。
慣れない用語や内容は、まずイメージで覚えるのが大切です。充血とうっ血は図示することで、なるほど、そういうことかとなります。ノートは、うまく色分けすると覚えやすくなります。医学用語は、略語が多く、しかし実際の医療ではよく使われます。色分けしてイメージの図をつけておくと覚えやすくなります。医療の仕組みは、何と何がどのような関係になるかが澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】です。したがって、関連づけをノートにしていくことが大切です。医療における仕組みは複雑ですが、それぞれの関連について線を使ってつなげることで理解しやすくなります。医学は特殊で複雑ですが、これらを学修することで、現場に役に立つ知識となり、専門性が高まります。自分なりのノートを作っていくことで、ますます理解が深まり、興味も広がります