2023/09/08 仏教専修科 学長室

大学関連施設にて施食会法要を厳修

法要中「せんだんの杜ものう」にて
法要中「せんだんの杜ものう」にて
8月2日、3日の二日間にわたり、本学仏教専修科の社会実践活動(実学仏教)の一環として、大学関連施設の特別養護老人ホームにて施食会法要が厳修されました。ここ2年は残念ながらオンラインでの法要でしたが、今年はコロナ禍以降3年ぶりに対面で実施することができました。仏教専修科履修生4名と教職員5名が仏具類を持参して各施設を訪れ、施食会(盂蘭盆会)法要を務めさせていただきました。

当日は、たくさんのご利用者様、ご家族様、職員の皆様に参列頂き、手を合わせて頂きました。各法要後には導師である千葉公慈学長より法話を頂き、参列された方々からは「とても有難い言葉を頂戴し、浄化されるようでした」「ご先祖様のお墓参りに行けないので、お坊さんたちに来ていただいて嬉しかった」「お経を聞けたこと。素晴らしいの一言につきます」「解説付きで勉強になった」「是非来年も来てほしい」等々、たくさんの励ましのお言葉を頂戴いたしました。
参加学生も「利用者の皆様を前に大変緊張したが、充実した法要を営むことが出来た」(仏教専修科4年)、「利用者の方々が笑顔で質問に答えて頂き、あたたかな気持ちになった」(仏教専修科1年)と感想を述べていました。

今回の活動は、学生にとって大学の学部学科での学びと仏教実践を融合していくという、本学の『実学仏教』を実感できる、曹洞宗の僧侶としてとてもありがたい学びの機会になったことと思います。これからも千葉学長のもと、仏教専修科として学生?教職員が一丸となり実学仏教に取り組んでまいろうと思います。

導師法話「せんだんの館」にて
導師法話「せんだんの館」にて
中食(昼食)を頂き、その感謝を込めて千葉学長自ら書き記したホワイトボード「せんだんの杜ものう」にて
中食(昼食)を頂き、その感謝を込めて千葉学長自ら書き記したホワイトボード「せんだんの杜ものう」にて