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仏教専修科

「仏教専修科」及び「禅のこころ」共同SDが開催されました

澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】四年度の開講に先立ちまして仏教専修科では、「仏教専修科各講義」及び大学の全学必修科目である「禅のこころ」担当教員を対象に、学生指導における留意事項を学んでよりよく指導をするためのSD(Stuff Development)を2022年4月13日、国見キャンパス一号館第一演習室で開催いたしました。

本学学生相談室相談員の佐藤名央先生を講師にお招きし、「気になる学生の対応について ~学生相談の視点から~」というタイトルでお話しいただきました。最初に、青年期や大学生一般のメンタル傾向、コロナやSNSはじめ、昨今の情勢による最新状況を説明していただき、続いて仏教専修科学生の置かれている状況を事例に即してお話しいただきました。

仏教専修科学生の多くが実際は進路を自ら選択したものではないこと、多くの場合は師匠が父親でありそこからの離脱が困難であること、怠惰や不真面目以外の様々な要因が複雑に絡み合って困っているケースが多いこと、仏教専修科の教職員はそれを乗り越えてきた故に逆に学生視点に立つには歩み寄りが必要なこと、一般学生にとっては坐禅という非日常環境では教員の思いつかない様々な困難が生じることなど、実際に学生から寄せられた質問や相談に即した大変実用的でわかり易いSDでした。

教職員からも積極的に抱えている問題についての質問がなされ、予定時間をオーバーする盛況ぶりでした。このSDを機に仏教専修科教職員と学生相談室との経路がより整備されたことで、今まで以上により質の高い仏教専修科の学びの環境を提供できるようになりました。