仏教専修科
活動記録:太祖瑩山紹瑾禅師七百回大遠忌法要
活動概要
去る四月六日、本学の平井正道理事長が大本山總持寺にて太祖瑩山紹瑾禅師七百回大遠忌法要の焼香師を勤めました。千葉公慈学長以下、仏教専修科の教員?学生および阿部統括部長が随喜しました。
瑩山禅師は日本曹洞宗第四祖で大本山總持寺の開山、そのお言葉は『伝光録』としてまとめられています。他にご著書として『瑩山清規』があります。多くの立派なお弟子様がたをお育てになりましたが、その他に特筆すべきご事蹟として、正応元年(1288)年に大悲闡提の誓願をお立てになったと伝えられています。これは「すべての衆生を成仏させた後で、自分が成仏する」という誓いです。
本学仏教専修科一行は五日早朝にバスで仙台を出発し、昼過ぎに總持寺に到着しました。總持寺では桜が満開でした。宿舎の三松閣に入ると専修科卒業生三名の訪問を受けました。晩にはかたじけなくも祝膳を賜りました。平井理事長と千葉学長のご挨拶がありました。
翌日は四時半起床、法堂に入って朝課に参列しました。總持寺に特徴的な緩やかな速度の大悲心陀羅尼、またこれも特徴的な大般若経転読の後、平井理事長の焼香が行われました。その後、専修科学生と教員が焼香を行いました。終了後しばし境内を散策し、午前中に總持寺を出発して昼過ぎに無事国見キャンパスに到着しました。