2019/09/28 地域共創推進室

七ヶ宿町学習田、朴木山キャンパスで稲刈りが行われました

残暑を思わせた9月28日、七ヶ宿町の本学横川地区学習田と仙台市泉区の朴木山キャンパスで稲刈りが行われました。(写真左は七ヶ宿での複式収穫機を使った稲刈りのようす)

本学の理念の1つを実現する「地域共創教育」では、学生たちが、土地に根ざした「協業」によって培われてきた先人の経験を追体験し、自然を活用した食と農という、人間の基本的な営みを学んでいきます。5月に行った田植えから4カ月が過ぎ、秋の収穫フィールドへと学生たちが向かいました。

七ヶ宿町での稲刈りには、「地域共創実学教育Ⅲ」「プロジェクト実践活動Ⅰb」「リエゾンゼミ(関川伸哉教授ゼミ)」の履修学生43人が参加。農事組合法人「千年塾」職員の指導のもと、手刈りに加えて今年度は初めて複式収穫機を用い、黄金色に実った稲を刈りました。また、昼食を用意していただくなど毎年ご配慮をいただいている七ヶ宿町の方々に、学生たちが感謝の言葉をつづった色紙を手渡すセレモニーもあり、不忘山を望む青空のもとで笑顔が広がりました。

朴木山キャンパスの稲刈りは、齋藤昌宏准教授のゼミ生37人が参加。初心者も経験者も一緒になって、稲を刈る人、ワラで束ねる人、運ぶ人と共同作業を楽しみました。午前中で田んぼ5枚のうち2枚を終え、ヤグラを作って笠懸まで取り組みました。参加学生は「小学校以来の体験。楽しめた」、「初めての稲刈り。一つ一つ丁寧にやらないとあとが大変だと知った」と収穫たっぷりのようでした。
 
収穫された稲は精米後、ステーションキャンパスで10月27日に開催される「くにみ街道まつり」での販売や、学生食堂での提供、また備蓄米や日本酒の原料として用いることが予定されています。
朴木山キャンパスで稲刈りを行った齋藤ゼミ
両手で7を表す「七ヶ宿ポーズ」を決める、横川地区学習田での学生たち