2018/05/20 地域共創推進室

七ヶ宿町で田植えを実施

地域と自然の共創を学ぶ「田植え」が七ヶ宿町で行われました。

地域と自然の共創を学ぶ「田植え」が5月20日、宮城県刈田郡の七ヶ宿町横川地区で行われ、「地域共創実学教育」の履修生と関川伸哉ゼミの学生50人が参加しました。田植え当時の早朝の気温は低く、不忘山頂上には雪が降りました。しかし、日中は気温が上がり、田植え作業には最適の1日となりました。

農事組合法人「千年塾」職員の指導の下、約2時間の田植え作業を実施。作業を終えると、大自然を背景にみんなで昼食をとりました。昼食後は、農業指導員の佐々木勝江さんの講話を参加者全員で聴講しました。

参加学生の感想

  • 七ヶ宿の方々の田植えの動作には無駄がなく、見よう見まねで実践したところ田植えのスピードを少し上げることができました。コツをお聞きしたところ苗は片手でもぐこと、リズムよく片足ずつ動かすこと、後は経験を重ねるだけだということを教わりました。どの業界でも人手不足が深刻であり機械による無人化?効率化に着目されるが、機械に頼らず人の手でその物事を経験することが澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】であると感じました。(社会福祉学科4年?男性)
  • 七ヶ宿町での田植え実習は私自身とても生涯忘れられない体験となりました。想像していたよりもとても田んぼの中はぬかるんでいたり、ヒルやアメンボなど多くの生物がいたりして田んぼに入るや否や驚きが多くありました。およそ一辺50メートルを一人3列ずつ担当し、約15センチごとに苗を植えていきました。「百聞は一見に如かず」とはまさにそのことで、田植えがどのようなことかは、大まかに分かっていたつもりでしたが、実際に田んぼに入って苗をとり、植える行為はとても楽しかったが大変できつい作業でした。この作業を広い土地の中でやっていくのは相当労力が必要と思い、改めて農業における農業機器の大切さも感じました。地元の方からは、農業は少しの変化でも見逃してはいけないため実際に人間が見て触って感じることが大切、ということを聞き、どれだけ将来さまざま分野がプログラム化され機械に頼った産業が増えたとしても、農業は必ずマンパワーが必要な世界なのだと考え、なおさら現在の農業人口の減少は深刻な問題なのではないかとも感じました。(社会福祉学科3年?女性)

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