2017/12/27 吹奏楽部

第40回記念定期演奏会を開催

クリスマスの12月25日、40回の節目を迎えた吹奏楽部定期演奏会が東京エレクトロンホール宮城を会場に開かれ、市民、学生、教職員ら約600人の聴衆が訪れました。

3部構成のオープニングはマーチ「一度っきりの人生」を、仙台フィルハーモニー管弦楽団のトロンボーン奏者で当部の音楽監督を務める松﨑泰賢氏が指揮。続いて序曲「祝典」、「コンチェルティーノ Op.107」「ピードモント?フェスティバル序曲 Op.171」と、3曲を学生が指揮しました。

2部では、部の歴史を感じることができる演奏会にしたいという思いから、OB?OGステージが設けられ、卒業生43人が加わりました。作曲家の八木澤教司氏を客演指揮にお招きし、同氏が作曲した委嘱作品から「ひと夏の恋」「ファセクラ」の2曲が演奏されました。

八木澤氏には、10年前の第30回定期演奏会の為の新作を委嘱して以来、10作品を作曲していただいています。3部ではその中から、記念すべき1作目の「散歩、日傘をさす女性」を含む4曲を披露しました。八木澤氏は当時を振り返り、「10年前は作曲家として悩んでいた時期でもあったが、部と共に成長することができた。多くの卒業生にも参加してもらい嬉しく思う」と語りました。

アンコールでは、松﨑氏のトロンボーン演奏やクリスマスソングが披露され、盛大な拍手に包まれました。
卒業生が参加した2部のOB?OGステージ