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岩手大学　　　000|110|0×－2

【福】伊藤(4イニング)、中野(1イニング)、相澤(2イニング)-横山(5イニング)、鈴木(2イニング)
【岩】鎌田(6イニング)、和嶋(1イニング)、及川(7イニング)

【本塁打】菅原（福）
【三塁打】小原（福）、尾崎(岩)
【二塁打】下田（福）、平?及川?成澤(岩)

　ここからは一戦も落とせないという緊張感の中、試合は始まりました。初回、1番谷地がフルカウントから右中間へ安打を放ちさらに初球で盗塁を成功させランナーが得点圏に来ます。チャンスで回ってきた4番大山がバッティングカウントからセンターへ安打を放ち、2塁を蹴っていた谷地はホームへ生還、1点を先制します。その後も3回表に2アウトから2番三宅が初球セーフティーバントを試み出塁します。三宅のチャンスメイクが相手の焦りを生み出し、失策を誘い出します。さらに4番大山のライトへの安打と6番小原のレフトへのタイムリースリーベースヒットにより、この回一気に5点を追加します。しかし、東北福祉の勢いはここで留まることなく連打?相手の失策?四球等によりさらに4点を追加し点差を広げていきます。岩手大学も諦めず、9球粘った後に中野からレフトオーバーツーベースヒットを放ち1点を追加します。しかし東北福祉は6回表に、7番横山の代打で出場した菅原のライト柵越えのソロホームランによってダメ押しの一点を追加します。よって、王座1回戦は7回コールド10対2と大差で見事勝利を収めました。