2019/10/27 硬式野球部

綱脇ノーヒットノーラン、26度目秋の神宮出場!/第50回明治神宮野球大会第11回東北地区代表決定戦

第50回明治神宮野球大会第11回東北地区代表決定戦の最終日が10月27日、仙台市民球場で行われ、仙台大学とのダブルヘッダーとなった決勝戦第2試合で綱脇慧投手(2年)がノーヒットノーランを達成、4?0で4年ぶり26度目の本大会出場を決めました。11月15日に神宮球場で開幕する本大会では、16日の第4試合で関東5連盟第2代表と対戦します。

決勝戦第1戦、2番手で登板し力強い投球を見せたエース津森
決勝戦第1戦、2番手で登板し力強い投球を見せたエース津森
▽決勝戦第1戦
澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】000 000 000 001 -1
仙台大学  000 000 000 002x-2
(タイブレーク延長12回)
【福】山野、津森、三浦‐岩﨑、笹谷
【仙】長久保、宇田川‐村井
【三塁打】里見(福)
【二塁打】元山(福)
※仙台六大学リーグ戦1位の澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】がリーグ2位の仙台大学に対し1勝のアドバンテージを持つため、第2戦で出場校決定へ

序盤から中盤にかけて仙台大学に再三得点圏に走者を許しながら、前日から連投となった先発山野が粘投。一方、打線は中盤以降攻め立てながらあと1本が出ず、延長戦へ突入しました。11回からは無死一、二塁で始まるタイブレークが適用。12回に7番楠本の中犠飛で1点を先制するも、その裏に野選で同点とされ、なおも一死二、三塁から左越えにサヨナラ打を浴びて代表決定は2試合目へと持ち越されました。


決勝戦第2戦の1回二死、右翼へ先制ソロ本塁打を放った元山はスタンドへガッツポーズ
決勝戦第2戦の1回二死、右翼へ先制ソロ本塁打を放った元山はスタンドへガッツポーズ
▽決勝戦第2戦
澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】100 110 010-4
仙台大学  000 000 000-0
【福】綱脇-岩﨑
【仙】宇田川、大関-村井、永長
【本塁打】元山(福)
【三塁打】永濱、柿崎(福)
【二塁打】岩﨑(福)

1回二死、3番元山が右翼へ先制ソロ。4、5回は相手暴投で加点し、8回には4番清水の左前適時打でダメを押しました。先発した綱脇は内外角への制球力を武器に力投。8回に三遊間を襲った打球を元山がダイビングキャッチでさばくなど、バックの再三の好守にも支えられ、わずか92球でノーヒットノーランを達成しました。内訳は内野ゴロ7、内野併殺1、内野飛球1、外野飛球13、三振5、四球1、死球1、内野失策1で残塁は2。花咲徳栄高時代に夏の甲子園優勝を経験している右腕は、公式戦3試合目での大学初完投を、大記録で飾りました。

 
綱脇投手「(ノーヒットノーランは人生初で)嬉しいです。とにかく落ち着いてコーナーに投げれば、とずっとやってきたことを変えずにやりました。神宮は実家から自転車で15分ほどですが、試合をしたことがない。あの舞台に立ちたいな、と思いながらやってきました。少しでもチームの力になれるよう、それだけ考えて頑張りたいです」

元山選手「(本塁打は)インコース低めのストレート。打った瞬間手応えがあったので『切れないように、頼みます』と思いました。1試合目が終わって、みんなが熱くなりすぎていたので『切り替えよう、次勝てば神宮に行けるんだから』と言って落ち着かせました。(神宮大会の目標は)優勝です。初めての秋の優勝を果たしたい」

大塚光二監督「(綱脇は)一番、普段どおりのことができる選手。ストライクが取れるし、走者を出しても舞い上がらない。やっぱり投手は制球だな、と再確認した試合でした。チームは1つになってきているし、(昨年の日本一のときのように)試合を選手たちに任せていいんじゃないか、という雰囲気になってきました」

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