2018/06/14 硬式野球部

延長サヨナラ!14年ぶり4強入り/第67回全日本大学野球選手権準々決勝

6月14日、神宮球場で行われた全日本大学野球選手権準々決勝で白鷗大学(関甲新学生)と対戦し、タイブレーク延長10回2?1でサヨナラ勝ちを収めました。4強入りは2度目の優勝を果たした2004年以来。16日の準決勝(神宮、午前11時30分開始予定)は、慶應義塾大学(東京六大学)と対戦します。

準々決勝

白鷗大学  000 000 001 0  −1
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(タイブレーク延長10回)
【白】山田啓、中村、大関−渡邉亮
【福】津森−笹谷
<本塁打>吉田(福)
<二塁打>龍2(白)
先発したのは、エースの津森宥紀投手(3年)。1回表、二死二塁から中前打を浴びましたが、吉田隼中堅手(4年)が本塁へ矢のような返球を見せ、ピンチをしのぎます。その裏、気持ちも乗って打席に立った1番吉田が先頭打者初球本塁打を放ち、1点を先制。ところが以降の打線は3回、5回と2度、相手の好返球で本塁タッチアウトされるなど、なかなか追加点を奪えません。

相手を3安打に抑えていた津森は9回、完封目前の二死一、二塁で二塁へ牽制悪送球。スタートを切っていた二塁走者が一気に生還、同点とされ、無死一、二塁から開始されるタイブレーク制の延長に突入しました。10回、相手の攻撃を無得点に抑えるとその裏、先頭の9番笹谷拓海捕手(3年)の安打で満塁とし、吉田が中犠飛を放ちサヨナラ勝ち。実に14年ぶりとなる4強に進出しました。

大塚光二監督「津森は春先にケガをして100%の状態ではないですが、ここに調整してきてくれた。すばらしい投手だと思います。吉田はリーグ戦でも本塁打を打っていますし、勝負強い選手です」

吉田(先頭打者本塁打にサヨナラ犠飛と打のヒーロー)「(本塁打は)まっすぐが真ん中に来たので。最後の打席は食らいつく気持ちでした。津森を1人頑張らせてしまって申し訳ない気持ちもある」

津森(10回6四死球も3安打7奪三振で完投勝利)「調子は良かったです。(145キロを記録するなど)真っすぐで押すことができました。監督には言われませんでしたが、『代われ』と言われても最後まで投げるつもりでした」

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