社会福祉学科の教育方針

《2025年度以降の入学生より適用》

学科長メッセージ

「問い続ける」姿勢をもち、成長し続ける人材に。

社会福祉学科 学科長 田中 尚
社会福祉学科 学科長 田中 尚
福祉そのものが多様な形で社会に浸透していくなか、社会福祉を学ぼうとする学生のニーズも多様化してきました。社会福祉学科では、そうした学生一人ひとりのニーズや思いに寄り添いつつ、学びと実践を統合する「行学一如」の精神を基本に、全力で教育に取り組んでいます。社会構造の変化や地球規模で解決が求められるさまざまな課題に対し、社会福祉学はどう応えていくのかがいま問われています。そこで大切なのは、「問い続ける」姿勢ではないでしょうか。資格取得や4年間の学びをゴールにするのではなく、学び直し、学び続ける視点をもちながら、成長し続けることのできる人材になってほしいと思います。

社会福祉学科紹介ページ

教育研究上の目的

当学科では、人々のWell-beingの実現に貢献する福祉人材を養成します。そのため、入学者の受け入れ、教育課程の編成?実施、および学位授与について、以下のように方針を定めています。

学位授与の方針(ディプロマ?ポリシー)

大学のディプロマ?ポリシーに定められた本学卒業生として相応しい品格と素養を備え、かつ当該学位プログラムにおける授業科目の単位取得等により、以下に掲げる能力が身についたと認められる者に学位(社会福祉学)を授与する。

  1. 人と社会の理解力(日々変化する社会とそこに生活する人間の多様な側面を理解する力)
  2. 俯瞰的な分析力(対象や問題を広く深く捉え、全体像や関連性を把握する力)
  3. 倫理的実践力(諸課題を主体的に発見し、その解決に向けて社会福祉の倫理観に基づいて実践する力)
  4. 開発?創造力(変動する社会や状況に対して、柔軟な思考をもって新たなアプローチやサービスを創造し、社会的な課題や問題の解決を促進する力)

教育課程の編成?実施の方針(カリキュラム?ポリシー)

1.学位取得のための教育課程(学位プログラム)について

  1. 学位授与の要件となる4つの能力は、それぞれ当該カリキュラム?マップに示された以下の科目群の履修によって身につける。
    1. 人と社会の理解力:人と社会の相互作用を理解する科目群
    2. 俯瞰的な分析力:対象者?問題を俯瞰的に分析する科目群
    3. 倫理的実践力:倫理的実践力を培う科目群
    4. 開発?創造力:開発?想像力を培う科目群
  2. 当該学位の取得を希望する者は、各科目群に配置された授業科目を、原則として履修系統図に示す年次進行に沿って履修する。
  3. 身につく能力は同様であっても、卒後進路によって履修すべき科目に差異がある場合は、それぞれの進路別に定められた履修モデルに沿って履修する。

2.各種資格取得のための教育課程(資格プログラム)について

  1. 各種の資格取得の要件となる能力は、それぞれ該当するカリキュラム?マップ等に示された科目群(実習等を含む)を所定の年次進行に沿って履修することによって身につける。
  2. 資格の種別は同じであっても卒後進路によって履修すべき科目に差異がある場合は、それぞれの進路別に定められた履修モデル等に沿って履修する。
  3. 各資格プログラムに含まれる授業科目で取得した単位は、当該学生の年間の取得単位数に含まれる。

入学者受け入れの方針(アドミッション?ポリシー)

入学考査の結果、以下の要件を満たしていると判断された方を受け入れます。

  1. 知識?技能
    高等学校までの履修内容について、総合的に身につけている。
  2. 思考力?判断力?表現力
    ものごとを筋道立てて考え、自ら課題を設定して社会調査や聞き取り、文献などの資料で調べ、自身の見解を明らかにし、それらを他者に伝えることができる。
  3. 主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度
    自分の目標を持って意欲的に学ぶことができ、他者を尊重することができる。また、他者と協働して課題に取り組むことができる。

卒業後の進路?将来像

福祉社会の実現を目指して、社会福祉の専門知識?技術をいかし、主に、社会福祉施設、社会福祉協議会、公務員(福祉職など)、医療分野、教育分野、民間企業、大学院進学などを目指す。

評価方法

  1. 知識?技能については、提出書類の活動報告書?調査書?推薦書等の書類審査、学力検査、レポート、プレゼンテーション、小論文により評価します。
  2. 思考力?判断力?表現力等については、提出書類の志望理由書?推薦書等の書類審査、学力検査、レポート、プレゼンテーション、面接、小論文により評価します。
  3. 主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度については、提出書類の志望理由書?活動報告書?調査書?推薦書等の書類審査、レポート、プレゼンテーション、面接により評価します。

この記事に関するお問い合わせ

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