リハビリテーション学科の教育方針

《2025年度以降の入学生より適用》

学科長メッセージ

専門職としての実践力と豊かな人間性を育む

リハビリテーション学科 学科長 齋木 しゅう子
リハビリテーション学科 学科長 齋木 しゅう子
作業療法士?理学療法士は、対象者の方が良くなろう、回復しようとする心身に働きかけ、その可能性を最大限に引き出し、QOL(Quality of Life)向上を支援する役割を担います。発症直後の急性期は当然のこと、回復期、生活期、病院から在宅まで幅広い活躍の場をもち、予防的支援や健康増進にもかかわります。

大学4年間で医学的な知識や作業療法?理学療法の専門知識を学び、臨床実習を経験し、卒業後も専門職として知識?技術の研鑽を重ねていきます。

リハビリテーションを必要とされる方は、さまざまな問題や課題をもたれています。一人ひとりの状況を理解し、その人らしい生活や生き方を尊重し一緒に頑張っていこうとする優しさを育み、学んでください。

リハビリテーション学科紹介ページ

教育研究上の目的

当学科では、広い視野を持ち、保健医療福祉のシステムの中で豊かな人間性、高度な知識と技術、科学的探究心や協調性、使命感を有する人材を養成します。そのため、入学者の受け入れ、教育課程の編成?実施、および学位授与について、以下のように方針を定めています。

学位授与の方針(ディプロマ?ポリシー)

大学のディプロマ?ポリシーに定められた本学卒業生として相応しい品格と素養を備え、かつ当該学位プログラムにおける授業科目の単位取得等により、以下に掲げる能力が身についたと認められる者に学位(リハビリテーション学)を授与する。

理学療法学専攻

  1. リハビリテーションの基礎を理解する力(人体の構造?機能?運動及び心身の発達を理解するとともに、疾患と障害の成り立ちと回復促進過程を踏まえて、リハビリテーションの理念と概要を理解する力)
  2. 理学療法を理解する力(理学療法を探求し、対象者の状況を正しく捉え、地域での理学療法を含め有効な理学療法の技術を実践する力)
  3. 理学療法を実践する力(臨床実習の場で必要とされる知識?技術を学び、適切な理学療法を実践する力)
  4. リハビリテーションの実践を発展させる力(理学療法の実践力を発展させるための力)

作業療法学専攻

  1. リハビリテーションの基礎を理解する力(人体の構造?機能?運動及び心身の発達を理解するとともに、疾患と障害の成り立ちと回復促進過程を踏まえて、リハビリテーションの理念と概要を理解する力)
  2. 作業療法を理解する力(作業および作業療法の基本を理解し、対象者の状況を幅広く捉え、地域リハビリテーションを含む各領域で作業療法を実践し、作業療法を探求する力)
  3. 作業療法を実践する力(臨床実習の場で必要とされる知識?技術?態度を活用し、対象者の状況に応じて適切に作業療法を実践できる力)
  4. リハビリテーションの実践を発展させる力(作業療法の実践力を発展させるための力)

教育課程の編成?実施の方針(カリキュラム?ポリシー)

理学療法学専攻

1.学位取得のための教育課程(学位プログラム)について

  1. 学位授与の要件となる4の能力は、それぞれ当該カリキュラム?マップに示された以下の科目群の履修によって身につける。
    1. リハビリテーションの基礎を理解する力:リハビリテーションの基礎について学ぶ科目群
    2. 理学療法を理解する力:理学療法を構築する科目群
    3. 理学療法を実践する力:臨床現場での実践力を高める科目群
    4. リハビリテーションの実践を発展させる力:リハビリテーション実践力を発展させる科目群
  2. 当該学位の取得を希望する者は、各科目群に配置された授業科目を、原則として履修系統図に示す年次進行に沿って履修する。
  3. 身につく能力は同様であっても、卒後進路によって履修すべき科目に差異がある場合は、それぞれの進路別に定められた履修モデルに沿って履修する。

2.各種資格取得のための教育課程(資格プログラム)について

  1. 各種の資格取得の要件となる能力は、それぞれ該当するカリキュラム?マップ等に示された科目群(実習等を含む)を所定の年次進行に沿って履修することによって身につける。
  2. 資格の種別は同じであっても卒後進路によって履修すべき科目に差異がある場合は、それぞれの進路別に定められた履修モデル等に沿って履修する。
  3. 各資格プログラムに含まれる授業科目で取得した単位は、当該学生の年間の取得単位数に含まれる。

作業療法学専攻

1.学位取得のための教育課程(学位プログラム)について

  1. 学位授与の要件となる4の能力は、それぞれ当該カリキュラム?マップに示された以下の科目群の履修によって身につける。
    1. リハビリテーションの基礎を理解する力:リハビリテーションの基礎について学ぶ科目群
    2. 作業療法を理解する力:作業療法の実践力を高める科目群
    3. 作業療法を実践する力:臨床実践力を高める科目群
    4. リハビリテーションの実践を発展させる力:リハビリテーション実践力を発展させる科目群
  2. 当該学位の取得を希望する者は、各科目群に配置された授業科目を、原則として履修系統図に示す年次進行に沿って履修する。
  3. 身につく能力は同様であっても、卒後進路によって履修すべき科目に差異がある場合は、それぞれの進路別に定められた履修モデルに沿って履修する。

2.各種資格取得のための教育課程(資格プログラム)について

  1. 各種の資格取得の要件となる能力は、それぞれ該当するカリキュラム?マップ等に示された科目群(実習等を含む)を所定の年次進行に沿って履修することによって身につける。
  2. 資格の種別は同じであっても卒後進路によって履修すべき科目に差異がある場合は、それぞれの進路別に定められた履修モデル等に沿って履修する。
  3. 各資格プログラムに含まれる授業科目で取得した単位は、当該学生の年間の取得単位数に含まれる。

入学者受け入れの方針(アドミッション?ポリシー)

理学療法学専攻

入学考査の結果、以下の要件を満たしていると判断された方を受け入れます。

  1. 知識?技能
    高等学校までの履修内容を身につけ、自分の考えを文章化する力、文章の読解力を身につけている。
  2. 思考力?判断力?表現力
    さまざまな情報を整理し、その関連性をもとに自分の考えをまとめ、表現できる。知識と技術を修得するため、科学的探究心や基礎学力を培い、自ら課題に対し解決する方法を探し、解決するための努力ができる。
  3. 主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度
    自ら良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力を身につけており、多様性を尊重し協働に必要な柔軟な考え方ができ、責任ある行動を取ることができる。

卒業後の進路?将来像

保健医療福祉の領域で活躍する、理学療法士。

評価方法

  1. 知識?技能については、提出書類の活動報告書?調査書?推薦書等の書類審査、学力検査、レポート、ディスカッション、小論文により評価します。
  2. 思考力?判断力?表現力等については、提出書類の志望理由書?推薦書等の書類審査、学力検査、レポート、ディスカッション、面接、小論文により評価します。
  3. 主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度については、提出書類の志望理由書?活動報告書?調査書?推薦書等の書類審査、レポート、ディスカッション、面接により評価します。

[作業療法学専攻]

入学考査の結果、以下の要件を満たしていると判断された方を受け入れます。

  1. 知識?技能
    高等学校までの履修内容を身につけ、自分の考えを文章化する力、文章の読解力を身につけている。
  2. 思考力?判断力?表現力
    さまざまな情報を整理し、その関連性をもとに自分の考えをまとめ、表現できる。知識と技術を修得するため、科学的探究心や基礎学力を培い、自ら課題に対し解決する方法を探し、解決するための努力ができる。
  3. 主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度
    自ら良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力を身につけており、多様性を尊重し協働に必要な柔軟な考え方ができ、責任ある行動を取ることができる。

卒業後の進路?将来像

保健医療福祉の領域で活躍する、作業療法士。

評価方法

  1. 知識?技能については、提出書類の活動報告書?調査書?推薦書等の書類審査、学力検査、レポート、ディスカッション、小論文により評価します。
  2. 思考力?判断力?表現力等については、提出書類の志望理由書?推薦書等の書類審査、学力検査、レポート、ディスカッション、面接、小論文により評価します。
  3. 主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度については、提出書類の志望理由書?活動報告書?調査書?推薦書等の書類審査、レポート、ディスカッション、面接により評価します。

この記事に関するお問い合わせ

総務部企画課
住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1?8?1
TEL:022-717-3329
FAX:022-233-3113
E-Mail:kikaku@tfu.ac.jp
教務部教務課
住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1?8?1
TEL:022-717-3315
FAX:022-301-1280
E-Mail:kyomu@tfu.ac.jp