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VOL.39 NOVEMBER 2006

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【12月科目修了試験のご案内】

【冬期スクーリングII?IIIのご案内】

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【お知らせ】

【卒業と資格?免許状取得のために】

【9月卒業者からのメッセージ】

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【9月卒業者からのメッセージ】

[卒業者インタビュー]
あせらず一歩一歩

社会福祉学科 Y.K.

Q 本学を何でお知りになりましたか。

 通信教育部のことはインターネットで知りました。元々この大学のことは知っていて,何度か直接キャンパスに遊びに来たりしていました。

Q 在学中,特に苦労したことは何ですか。

 やはりレポートですね。最初は書き方が分からなくて,福祉関連の本を読みまくり,何となく書き始めて「感じ」をつかんでいきました。行き詰った時には,気持ちを切り替えレポートのことを一切考えずに,ドライブや旅行,飲み会や友人と遊んだりしました。

Q 在学中,特に良かったことは何ですか。

 キャンパスの環境が良かったことです。とてもきれいな大学だと思います。先生方もとても魅力的でした。

Q 本学通信教育部で学んで得られたものは何ですか。

 順序立てて物事を考えるということを学びました。冷静に距離を置いて見ることができるようになったと思います。

Q 入学希望者?在校生へのアドバイスをお願いします。

 周りの意見に振り回されないで,「本当に自分がやりたいことは何なのか」についてじっくり考えていただければと思います。在校生同士の会話で焦りや葛藤が生じることがあるかもしれませんが,人生は長いのでゆったりとした気持ちで構えていて大丈夫ですし,是非そのように心掛けていただきたいです。自分の人生なのですからペースも様々だということを忘れずにやっていただきたいと思います。

Q 今後の具体的なご予定があればお聞かせ下さい。

 当面は,現在のケアハウスでの仕事を続けながら,実践を積んでいこうと思います。その過程の中で大学院への進学もあり得ます。

Q 通信教育部への要望があればお聞かせください。

 特にはありません。私は4月生で,単位未修得のため半年遅れて,この9月の卒業になりました。卒業要件に満たなかった単位数は,1科目分だったため,何とか少数未修得単位者として救済してもらえないかお願いしたのですが,厳しく突っぱねられました。でも,今は逆に,社会人としてルールに則って厳しくしていただいたことに感謝しています。晴れて卒業できて,清々しい思いです。
 私も同じ事務的な仕事をしていますから,何千人もの学生を相手に通信教育部では良く対応されていると感心します。

Q 学習について。普段どのように勉強されましたか。

 「社会保障」や「公的扶助」といった専門用語に馴染むことを心掛けました。教科書は最初から全てを読まないで,まずは目次を見ることです。次に例えば全部で100ページの教科書なら,先ずパラッと見てみておおよその全体像を把握してから,興味のあるページのところから読むようにしました。そのようにして,自分自身が勉強にしばりつけられているという感覚を最小限にすることは,焦りがない分レポート作成時などには効果的です。
 例えば,ある専門用語について考える時は,最初の用語を紙の真ん中に書いて,そこからキーワードを派生させ,思いつくことを書き繋げながら地図を描くようにしました。また,何か思いついた時は,仕事中でもメモに記録するようにしました。
 今の仕事に就く前は,1ヶ月に2科目のペースで,朝から晩まで寝る間を惜しんでレポートに取り組みました。仕事に就いてからは,1単位につき半日をかけて考え,それをパソコンに文章として打ち込んで,当直の時等,比較的細かいことを考えなくても済む時間に書きだめするようにしました。自分で作ったノートには,「先生」「社会」「自分」の3つの視点から,「習ったこと」「調べたこと」「思いついたこと」が書かれています。「先生」から学んだことに対して,「自分」はどう考えるか,「社会」では実際にどうなっているのかを考えました。

Q 科目修了試験にはどのように取り組まれましたか。

 キーワードだけはしっかり頭の中に入れて,それと自分の福祉の仕事のことを結び付けて解答できるよう準備しました。

Q スクーリングにはどのように取り組まれましたか。

 事前に教科書を読むようにしました。

Q 在学中,学習を進めていく中で特に支えとなったものは何ですか

 前の大学で社会福祉士の受験資格が取れなかったという悔しい思いがありましたが,「堂々と通信教育で取っていこう」という気持ちを持ち続けたことです。

Q 在学中に友人はできましたか。

 何人かの友人はできましたが,他の学生の方に比べるとあまりできなかった方だと思います。スクーリングで隣になった方とは話はしましたが,自分一人で集中してスクーリング期間を過ごしたいという思いがありました。メールアドレスを交換して,しばらくやりとりしても,「レポートを送ってください」とか,相手の打算的な面が見えたりして嫌な思いもしました。もちろん今でもメールのやり取りをしている人は何人かいますが,あくまでも友人としてであって,学習とは切り離したお付き合いでした。

Q 本学を志望した理由は何ですか。

 この大学が無条件に好きでした。キャンパスもきれいですし,どんな人たちが教えていて,どんな人たちが学んでいるのだろうという興味がありました。

Q 志望目的は達成されましたか。

 社会福祉士の受験資格を得ることが一つの目的だったので,今回受験資格を取れたことで目的は達成できました。

Q 今後学生さんの学習を支援する仕組みとして,どのようなものがあれば良いと思いますか。

 他の通信教育部のことは分からないのですが,レポート学習会や学習ガイダンスは困っている人にとっては助けになっているのだろうなあと思います。あとは「自分の努力次第」なのだと思います。

Q 実習について,特に苦労されたことはありますか。

 私は勤務先実習でした。職場が,業務に支障をきたさない程度であれば,私的に学ぶのは構わないという所だったので,結構他の職員には気を使って実習しました。

 ありがとうございました。

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