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VOL.39 NOVEMBER 2006

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レポート学習?スクーリングに関するアンケートより

 前号に引き続き,スクーリング時のアンケートより,いただいた学習上の工夫を掲載いたします。また,一部ご質問に回答いたします。


1 レポート学習について

●その場でメモを

  • わずかな時間(たとえ5分でも)があれば本を開く。レポート内容について思いついた点があれば,仕事中であってもメモをとり,後でその内容を確認する(ユニホームにはメモ用紙とペンが常備)。

●最初は大変だが……

  • 個々の教科でわかりにくかったことも他の教科を勉強することでわかってくることもあった。
  • 経験的に初めの1年,30単位が1つの山でした。特にスタート後半ではかなり努力しましたが,わずか2単位しか修得できず,どのように学習してよいか,読む内容も全てわからないことばかり……。そんな感じでした。しかし,30単位(20単位かも)をすぎると,それまでの知識がレポート作成に活用できるようになり,(いわゆる点が線になる状態)レポート作成はうんと楽になります。

●いつ学習をしておられますか

  • サラリーマンですので就業後は時間のとれないケースも多いです。早朝をメインにコツコツとあいた時間で本を読み,土曜の午前中に集中的に図書館で調べるようなパターンを継続しています。週1単位を目安にしています。
  • レポートはとりあえずパソコンに打ち込み印刷したものを手元に置き,少しでも空いた時間(訪問ヘルパーなので,訪問と訪問の間とか)に書き込みを行っている。また,その空いた時間で教科書を読んでいる。家に帰ってしまうとどうしても家事に追われるから。
  • 4月に入学し,やっと夕食後学習することに慣れた気がする。休みの前日は夜11:00ぐらいまでと計画し学習している。ついついやりすぎてしまいがちで,次の日はだるくなってきている。次の日を快適に過ごすためにも規則正しい生活を心がけたい。
  • AM4:00起床し出勤前の2時間を学習に当てている(勤務により変更あり)。睡眠時間確保のため就床時間が早くなった。そのためTVもあまり見なくなった。
  • 仕事が終わったあとは疲れて取り組めないので,朝型にしてます。
  • 20分でもいいから毎日やる。

●やる気を維持するのも大変

  • 時間は何とか工夫して確保できますが,通学と違ってやらなくとも気づかれずなんとかなるので意欲を高めるのに苦労します。
  • 学習する時間が作れなくて大変でしたが,最近,暦に目標を書いていると仕事上でもある程度計画して行うことができ,また学習する時間がもてるようになった。また家族もその暦を見ているから理解して少しですが協力をしてくれるようになった。
  • 楽しく学んでいます。ペースは大変スローですが,生き急ぐ年齢でもないのでゆっくり確実に学習を続けていく事を大切にしています。
  • 集中して学習する時間をつくるために,図書館へ通うようにしている。(自宅にいるとさまざまな誘惑があるので)
  • 散歩等体を動かすことで気分転換しています。
  • いつも孤独ですが,目標を達成した姿を想像してかんばってます。

●学習のペース

  • 私の場合は時間を作るのが難しく毎日決まった時間に学習するのは困難なので,短時間で集中して学習する方法が主です。1つのレポートに3日程準備して1日で書き上げます(といってもまだ4回ほどです)。
  • 1つのレポートを書くのに2週間と期限を決め年間計画を立てました。スクーリングを受ける時はその後にレポート時間をとりました。

●自宅以外でも勉強?参考文献と格闘

  • 県立図書館を使用している。本屋さんに行く機会を多くしている。
  • 自分にとって難しいと思われる課題にあたると教科書だけでは勉強不足と感じる。参考文献を読むことはとても大切だと思う。

2 レポート学習についてのご要望?ご質問

Q レポート課題集の「課題」が求めているものが理解できない科目もあり苦労することがある。
A 『学習の手引き』2005年版p.146?147,2006年版p.138?139のとおり,『レポート課題集』や教科書に関連したことならば,郵送または電子メールで「質問」することもできるので,ご利用ください。郵送の際は冊子版『学習の手引き』巻末の「質問票」を利用してください。レポートの再提出が続くとき,その理由がどうしてもわからないときは再提出レポートのコピーをつけてお申込みください。自分では自信のあった科目修了試験が「不可」になった場合も,その理由を郵送または電子メールで「質問」することもできます。
Q 「心理学研究法I」にとても苦労している。今年は「心理学研究法II」からでもできることになったが,内容のI?IIを見直してはどうだろう?
A まずは,『福祉心理学科スタディ?ガイド』を何度もお読みいただくことをお願いいたします。また,「心理学研究法」の本が参考文献欄に記載がありますが,合格者は教科書以外にこれらの参考文献も活用しておられるようです。さらに,今年度より「心理学研究法II」のスクーリングを受講してから,「心理学研究法I」のレポートに取り組んでいただくことが望ましい,ということになっております。
 「心理学研究法」を通信教育の方法で理解していただくことについては,福祉心理学科の先生方もいろいろ議論していただいているようですが,現状ではこのようなことになっております。レポート合格者も数多くいらっしゃりますので,必ず理解できるはずです。
Q 頭の中で浮かんでいる内容を文章にするのが難しく悩んでしまう。
A このコーナーの最初にあるように,思いついたことはすぐメモしないと忘れてしまうので,それをためていくといいのかもしれません。メモの段階では,口語体でもいいし,簡単なものでいいと思います。また,大学のレポートは教科書にそってまとめればよい面もあるので,すべてを自分のことばで書く必要はないということで,教科書と参考文献の文章の「引用」や「要約」をうまく利用するとよいでしょう。
Q レポートを2000字まで減らしていくのが難しい。削ってしまう方が多いのですが,少しムダ言(?)でも関連さえあれば書き込んでおいた方がいいのでしょうか。
A 勉強すればするほど書きたくなることは増えますし,多くの方が2000字に削ることに苦労されていると思います。これはやむをえないことではないかと思います。課題と関連したことを論じるのはかまわないですし,先生も教科書を要約しただけのレポートより,自身の意見や感想が書いてあったほうが喜ばれる傾向はあるようです。
 レポートはただひとつの正解があるわけではないし,慣れてくると何とおりの書き方でも書けることがわかってくると思います。課題に解答している限りは,チャレンジと思ってムダ言(と思われることでも)を書いてみるのもよいかもしれません。

3 スクーリング受講の感想

●全体的な感想

  • スクーリングにきて,自分は学生であるということを実感して帰っています。この時だけでも刺激されます。講義を聞くことで自分の知識が広がりうれしいです。先生と対面しての講義は最高です。今日もきてよかったと思います。
  • スクーリングがレポートを書く動機づけになればと思い受講したので,書くきっかけは見つかったように思う。レポートを書き始めるのに苦労するのでイメージをつかめて良かった。

●公的扶助論

  • 生活保護に対する意識のもち方が納得できました
  • 生活保護の見直しなど話題になっている現状,とても興味があったので楽しく受講させていただきました。
  • やはり,自宅での独自学習と違い生の声とエピソードやわかりやすい言葉での授業は良いです。

●ケアマネジメント論

  • 今回のケアマネジメントの高橋教授のスクーリングを受講できよかった。ケアマネジメントは実際携わっているものの,相手を知る努力と社会資源を活用するためには,公的なことインフォーマルな面などと大変な仕事ですが実際は自分のためになる仕事と考えてます。その反面に社会福祉を実学するためには学ぶことの幸せと学ぶことの機会になって自分のためになることを最近特に考えてます。今回のスクーリングは簡単なようで深い意味のあるスクーリングでした。また,通信で学ぶにはスクーリングに参加することも大切なことと思います。

●社会保障論

  • 阿部先生のお話がとてもわかりやすく,丁寧な説明で少し苦手としていた社会保障論(特に年金関係)が非常によくわかりました。特に社会人としては雇用保険?労働災害保険が身近に感じられました。あと阿部先生の“福祉観”が非常に勉強になりました。

4 スクーリングについてのご要望?ご質問

Q ビデオ?スクーリングで修得できる単位数を増やしてほしい
A ビデオ?スクーリングで修得できるスクーリング単位数が10単位までというのは,文部科学省の法令で決まっていることであり,大学で決めていることではないので,ご了承ください。「インターネット配信授業」「オンデマンド授業」は通常のスクーリング単位にカウントされます。
Q オンデマンド?スクーリングの予定がわからない
A 自宅のパソコンで受講できる「オンデマンド?スクーリング」の実施予定は,冊子版『試験?スクーリング 情報ブック2006』p.47に掲載いたしております。申込みは,『With』の「ご案内」の部に掲載しています。今号の『With』で「社会保障論」「精神保健福祉論I」「生涯発達心理学」を,次号の『With』で「福祉心理学」「公的扶助論」「精神保健福祉論II」の申込みをご案内します(今年度終了分は上記のみです)。
Q 先生がレーザーポインターを必要としていたようです。
A ご指摘を受けて,「レーザーポインター」と「さし棒」を通信教育部で購入しました。教員との連絡不足で講義の進行が円滑にいかない科目があったようで,申し訳ございません。
Q 先生のほとんどが生徒は福祉職についていると思われている。福祉外の人もいるので先入観をもってもらいたくない。
A ご指摘のあった科目の教員には連絡いたしておきました。

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