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VOL.30 SEPTEMBER 2005

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芹沢銈介美術工芸館

特別展
「アイヌ文化の新資料 ──150年前の集団種痘図?甲冑 その他──」

写真
波嶋筆「アイヌ人物屏風」(部分)

 アイヌ民族は,自然と共生しながら独自の神秘的な文化を生み出しました。
 今回の展示は,芹沢銈介が生前に蒐集した資料(静岡市立芹沢銈介美術館所蔵),東北大学大学院文学研究科所蔵資料,当館所蔵資料,さらに芹沢長介当館館長が蒐集した新発見の貴重な資料を加え,計200点で構成します。
 アイヌの人々が日常の暮らしの中で生み出した美しい切伏(きりぶ)せ衣裳や,巧みな彫刻を施した木工品。アジア大陸との交流を物語る甲冑や蝦夷錦,首飾りなどの伝来資料。日本人の絵師がアイヌの生活風俗を描いたアイヌ絵。これらの豊富な資料を通してアイヌ民族のすぐれた文化を確認し,さらに甲冑や世界初の集団種痘を描いた平沢屏山筆「種痘施行図」などの新資料によって新たな視点でアイヌ文化を見直す機会にしたいと思います。

会期: 2005年10月1日(土)?12月18日(日)
休館日: 推薦入試日(11/23?27)
主な展示資料: アイヌ民族が制作した工芸品(衣裳,木工品,ゴザ),交易によってアイヌに伝来した資料(甲冑,小袖,蝦夷錦,首飾り),アイヌ風俗画
併設展示: 芹沢銈介の作品 ──新収蔵資料を中心に──
仙台藩のやきもの 堤焼?切込焼
講演会: 11月5日(土) 13:30?15:30
「アイヌの甲冑と小袖」 講師 当館館長 芹沢長介 氏
型絵染講習会: 11月19日(土) 10:00?15:00
講師 土手武彦 氏 土手千鶴子 氏
学芸員によるギャラリートーク:10/15(土) 11/12(土) 12/10(土)

 本学学生は入館料無料です。学生証を受付に提示のうえ入館してください。ミュージアムショップもありますので,お土産などにどうぞご利用ください。

ホームページ http://www.tfu.ac.jp/kogeikan/

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