認知症

認知症とは

「認知症」=「病気」ではありません、と言われたら、そんなバカなと思われるでしょう。

例えば、「アルツハイマー型認知症」は、「アルツハイマー病」という脳の「病気」が原因で起こる「認知症」=「症状の集まり」を意味します。 そうすると、原因である「アルツハイマー病」=「病気(疾患)」は御本人の脳で、「認知症」=「症状の集まり(症候群)」は、御家庭や社会といった人と人との間で起こることである、ということになります。

「病気(疾患)」と「症状の集まり(症候群)」は、現実には切り離せません。
治療は、両方を視野に容れた総合的なものになります。

疑われる症状(状態)

認知症は、脳細胞が正常に働かなくなることで、記憶力や判断力が低下します。

症状チェックリスト

  • もの忘れが多くなった
  • 今まで出来ていたことが出来なくなった
  • 人付き合いを避けるようになった
  • 人の名前や顔を忘れる、もしくは間違えることが多くなった
  • 今日の日付や、今いる場所が分からなくなることがある
  • 感情のコントロールができない
  • 主に深夜帯に活動することが多くなった
  • 一人で外出し、帰宅できないことがある

治療の流れ

御本人、御家族のお話や認知機能検査などから「認知症」=「症状の集まり」を、脳の画像検査や血液検査などから「病気」の評価をし、総合的に診断、治療となります。

治療内容としては、薬物療法、環境調整、社会資源の活用など。 特に、仙台市、澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】との緊密な連携のもと、患者?家族さまへの「一体的支援」に注力しています。
入院治療も可能です。