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VOL.31 NOVEMBER 2005

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スクーリング講義概要


●冬期スクーリングIV

福祉心理学 渡部 純夫

 「福祉心理学」の実践について,どのように「福祉心理学」を活用していけばよいのかについて,「老人福祉」の分野から考えてみたいと思います。高齢者の行動や思考がどのようになっているかを,すべて解明することなどできないのは当たり前なのですが,わからないからと,こちらサイドの考えを押し付けていたのでは,高齢者の方の幸せに貢献することはできません。また,生活の質の向上にもなりません。そこには,科学的分析が必要になります。「福祉心理学」では「心理学」の科学的理論が多く必要とされます。
 講義では,実践を通して「福祉心理学」をどのように活用していくのかについて考えながら,応用性を養っていこうと思います。
 テキストは後日確認のために用いてもらうので,今年度配本(ぎょうせい発行)のもの,昨年以前に配本(学芸図書発行)のもののどちらでもよい。


心理学概論 ビデオ?スクーリング 佐藤 俊昭

 心理学の講義は一つひとつのトピックは理解できても,それらが人の心を理解するという究極の目的にどのように関連づけられるのか,わかりにくいという傾向があります。そこで,スクーリングでは2つの目標を掲げます。
 第1に,テキストをよく理解するためのお手伝いをします。まず,各章が何をわかってもらいたいと思って書かれているのかを要約して説明します。その上で,細かい基礎知識を整理します。そのときは,わかりにくかった点を,どんな些細なことでも結構ですから,遠慮なく質問してください。このような手続きを,テキストの章立てにしたがって順に進めます。どこまで進むことができるかは,いまは約束できません。
 第2に,人のこころとは何か,こころの世界とは何か,なぜこころができたのか,それを心理学的に理解するとはどういうことかを折に触れて具体的に説明します。こころを理解しようとする学問は心理学だけではありません。文学も哲学もこころを理解しようとしています。では,心理学の特徴はどこにあるのでしょうか。スクーリングで一緒に考えましょう。
 2003年度以降の教科書(『図説 現代心理学入門(改訂版)』)で講義を進めます。


障害者福祉論 ビデオ?スクーリング 阿部 正孝

 障害者の生活では,その援助に医療,保健,福祉,教育などの分野が包括的にかかわってきます。スクーリングの前半では,そのような領域の中で福祉的援助が有機的に実働するために修得すべき知識や考え方を,障害者の理解と援助に関する内容を中心に解説します。これをもとに,後半では,障害者福祉を実践していく上で必要な知識や技法,ならびにその実際を解説します。


生命の科学 ビデオ?スクーリング 阿部 一彦

 科学の著しい進歩に伴い,生命現象についても大きく理解が進み,「生命」に関する話題は,マスコミその他,社会の種々の場面においても取り上げられるようになってきた。そこで,この講義においては,社会生活における話題性などにも意識して,生命の本質について,さまざまな視点から理解を深める。すなわち,そのときどきのトピックスにも考慮した話題にも講義においてふれるようにつとめる。そして,いかなる機械やコンピュータよりも精巧で緻密な生物(生命体)について,さらに考察を深める。
 スクーリング時には,ヒトの命を支える分業システム,脳?神経系,こころの健康?からだの健康,ヒトゲノム計画?ポストゲノム計画,患者主体の医療などを中心にとりあげる予定である。


社会福祉援助技術論I ビデオ?スクーリング 山本 邦男

 本講義では,社会福祉の目的概念や個別援助の方法について基礎知識を学びます。特に(1)ケースワーク発展の歴史,(2)個別援助技術の具体的な展開過程,(3)対象者のニーズや全体性把握を中心に,ケースワークの基本原理や価値,基本的態度など方法と技術について学習します。また,「医療と福祉」,介護保険における「ケアマネジメント」の具体的な事例を通して,インテーク(受理面接)や各種社会資源,「在宅ケア」における関連機関との連携の実際を学びます。


介護概論 後藤 美恵子

 本講義では,社会福祉の基本理念を踏まえた上で,人としての尊厳を重視した生活支援のあり方についての理解を深めることを主眼におきます。授業は,講義形式と実技演習形式で構成されます。
〈講義〉
 (1) 生活支援における介護の目標,役割,機能および,介護の実践性と職業倫理についての理解
 (2) 生活支援を展開する上での専門職としての基本的知識?専門技術の理解
〈実技演習〉
 (1) 介護実践技術の基本目標,介護観についての理解
 (2) 生活支援の展開における基本介護の意義,理論的背景に基づいた介護技術の理解
 実技演習では,介護技術の実際を授業展開しますので,活動できる服装できてください。また,「介護概論」テキストでは,あまり触れられていませんので,「介護技術」に関する関連文献を読まれてスクーリングに臨まれれば,より理解が深まると思います。


介護実習事前事後指導 後藤 美恵子

 本科目は「介護実習」を包括した位置づけにあります。介護実習は理論と実践,思考と体験とを有機的に総合化させ,福祉専門職としての実践活動の基盤を形成するものです。本講義では,介護実習を効果的に実践するために講義,実技演習形式での授業展開が構成されています。
〈講義〉
 (1) 介護実習の意義?目的の理解
 (2) 社会福祉施設における実習施設の理解
 (3) 対人援助専門職としての基礎知識,専門知識の理解
 (4) 実習目標の設定と実践計画?展開方法
 (5) 実践分析方法と記録作成方法
〈実技演習〉
 (1) 介護実践技術I
 (2) 介護実践技術II
 (3) 介護実践技術III
 実技演習では,介護技術の実際を授業展開しますので,活動できる服装で来て下さい。また,「介護技術」に関する関連文献を読まれてスクーリングに臨まれれば,より理解が深まると思います。

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