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VOL.03 AUGUST 2002

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[本の読み方] 教科書を読む工夫

 通信教育における教科書は,通学課程の講義にあたるものですから,最初からじっくり読んでいくのが正攻法といえます。わからない言葉に出会ったら辞書やインターネットで調べながら,教科書をひととおり読み,ひとつの学問分野の全体像や体系にふれながら,幅広い知識や考え方を身につけることは,大学で学問にふれる目的のひとつだと思います。
 しかし,それでは読み続けるのが難しいとか,なかなか頭に入らないという科目も出てくると思います。その場合は,本をはじめから読んでいくことはやめてみましょう。目次をながめて,自分が興味のもてる章から読んでいく,あるいはレポート課題の解答をさがしながら読んでいく??これらを試してみてください。
 人間の頭は,興味?関心のあることに対してや,目の前の問題解決のためには,よく働くことになっているようです。また,学問の基本は,日常生活?社会生活のなかのひとつひとつの疑問に答えていくことですから,レポートの解答をさがしながら教科書を読んでいくことは学問の現場そのものといえます。
 レポートを書き始めると,自分のわかっていない箇所がみえてくると思います。その疑問に答えるためには,教科書の他の箇所や他の本を読み進める必要が出てくるでしょう。その繰り返しのなかで,次々と視点がひろがり,さまざまなことが関連しているという知識の網の目が理解でき,知る喜びを得られることと思います。
 問題意識をもって教科書を読もう,自ら疑問符となって本と対話しよう??教科書を読む工夫のひとつとして試してみてください。

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