With TOP > VOL.71 NOVEMBER 2010 > 

VOL.71 NOVEMBER 2010

【学習サポート】

【現場から現場へ】

【12月科目修了試験のご案内】

【冬期IIスクーリングのご案内】

【お知らせ】

【卒業者アンケートより】

【お知らせ】

スクーリング?アンケートより

 スクーリング受講者へのアンケートから,各科目の感想を抜粋いたしました。

●児童?家庭福祉論

  • 児童家庭福祉の問題は,まだまだ社会に潜在しており,表面化していないケースが多いこと,社会的理解に乏しいこと。偏見のない活動を推進していくには,いかなる方法があるのか,私も改めて学び直したいと感じた。
  • 安心?自信?自由が,子どもにとって何よりも大切であること。親は大人になるために,たくさんのことを受容して,ゆるして,ゆるされていくんだと思いました。自分が安心して子どもを抱きしめられる場所にいること,自信を持って微笑みかけられること,自由な心で将来の夢を子どもに話してあげられること…。もう一度子育てがしたくなりました。私の子どもたちはどのように感じて成長してきたのか聞いてみたいです。
  • 今までの自分と親との関係,自分と子どもとの関係を想い出し,親も自分も子どもも,いろいろな葛藤があったり,それぞれに苦しい思いもしてきたと思う。「そのままの自分でいいんだ」と,今苦しんでいる人たちが思えるような,そんな世界になって欲しいと願い,また,自分もその手助けの一部になりたい,なろう,なれる,と熱い思いになりました。

●保健医療サービス論

  • 先生の話を聞きながら,将来,老後?年金のことだけではなく,今現実のこと,例えば医療費の負担割合の決め方,ストレス社会での強い者,弱い者の生き方,命の重さの受けとめ方など,さまざまなことで考えさせられました。
  • 利用者の支援を多角的に捉え,どれが利用者にとって必要になるのか考えさせられました。本人の希望に沿うような支援方法が必ずしも本人にとってよい結果になることではないと知りました。

●社会福祉原論

  • 社会福祉援助に携わるものとして,基礎の部分を教えられたというか,もう一度気づかされた気がします。同時になぜ日本はこうなんだろう…と思いました。障害のある人にとって決して優しい国だとは思えないからです。そういう私もそんな社会を創っている一人ですが…。支えになってくれる人は,それが家族だろうと他人だろうと大きな力となるし,必要だなとあらためて思いました。
  • 自分自身の“社会福祉観”を考えることで,自分自身に向き合えました。あらためて,まだまだ未熟な部分,足りない部分を知ること,確認することができてよかったと思います。自分自身の苦手な分野を少しずつでも変えていけたらと考えます。これからも成長していきたいです。

●就労支援サービス論

  • 障害者就労支援の現状と課題について深く考えさせられました。周りのサポートだけではなく,本人の意欲や生活への見通しがないと,アプローチも難しいのだということがわかりました。
  • “職”と“業”の話から,障害者の就労支援においても,選択の自由があることが大事だと思った。健常者と同じで,“職”=個性?才能を発揮できるような天職を実践できる人は少ないけれど,選択の自由があることで,“職”を見出したり,それができない人でも“業”としての就労を選べることで,生きがいのために仕事ができるようにもなるんだな,と思った。

●社会福祉援助技術論III

  • 福祉の哲学や学問することの大切さを教えていただきました。また,表面的なことだけを学ぶのではなく,自分自身がどう考えるかについて探求することを教えていただき,非常に有意義でした。

●精神保健福祉援助技術各論

  • クライエントに対して援助を行ううえで,ジェノグラムなどの家族システム理論が根底になければ成り立たないことや,共依存することがすべて悪いわけではなく,ストレス発散のためには多少は認めたり,周りが与える環境も大切だと気づかされた。

●特講?社会福祉学1(介護保険と社会福祉士の課題)

  • 物事にはエビデンス(根拠)があり,言葉できちんと根拠を説明することができれば,利用者?家族に対して納得のいく話ができるということが印象に残りました。その過程をただ説明するだけではなく,裏づけをきちんと理解することが大切だと感じました。
  • 援助場面のモデルケースを見て,グループで話し合ったことから,自分が気づけなかった点,配慮しなければならない点など,様々な意見を聞くことができ,自らの普段の視点?配慮のあり方を振り返り,より強く意識していかなければならないと考えさせられた。

●法の基礎

  • 法律は難しいという先入観があったが,今回の講義でそれがなくなった。具体例をあげての講義はわかりやすく,面白かった。もっと法律を学んでいきたくなった。習得した知識を,人々がもっと幸福に安全に暮らせるよう,いかに活かしていくかが大事で,援助する者には,その「想像性」と「創造性」が求められていると思った。
  • 個人の尊重,共生の大切さを再認識できた。法律を知らないことがいかに生活に不便を与えるかがわかった。最低限度の法律に触れるいい機会となった。

●臨床心理学

  • アセスメントのワークで,ポジティブな側面をフィードバックすることの難しさを知った。探そうとしても1つ2つしか出てこなくて,観察と見極めが大事だと思った。
  • 人の気持ちを理解し,援助することの難しさをあらためて感じさせられた。ただ気持ちを受容するだけではなく,相手を知り,求めている援助を見出すまでのプロセスも大切であることも実感できた。

●障害児の心理

  • 「子どもはどんな障害を持っていたとしても,発達する存在である」という先生の言葉が印象的でした。常に可能性を視野において,援助者として関われれば,と思います。
  • ADHDの講義のなかで,障害児の担任の先生が「ADHDだから」という否定的な見方から,「この子なりに努力している」とか,「この行動にも意味があるのではないか」という見方に変わったら,障害が良くなったという話があった。「澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】な他者」の働きかけ,取り組みの大切さをあらためて感じた。
  • 障害児を考える前に,普通の子どもの発達?子育て?教育とは何か,土台を理解したうえで,障害が個人にとって身体的?心理的にどの部分で社会性に問題を与えているのか,見極めるアセスメントの澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】性と,特別な援助をどこに行えばよいのかといった考え方を導かれた講義でした。

1つ前のページへこのページの先頭へ