2021/09/16 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅱ

9月16日(木)6限の保育実習指導Ⅱでは、「実習の省察と次段階への展望Ⅰ」と題して青木一則先生により、オンライン同時双方向型での講義が行われました。

まず始めに、青木先生から後期の内容について説明していただきました。後期は保育所実習の振り返りをしていきます。ねらいとしては、保育所実習から省察して、さらに学びを深めていくことや、振り返りから今後の実習や就職活動へ繋げていくことです。
後期は今回から10月14日(木)に行われる保育所実習報告会に向けて、実習でのエピソードをまとめた動画作成を行います。動画作成のねらいは、本学の学生や他大学、保育現場の先生方など多くの人に共有を可能にするためです。多くの人に共有することで互いに学ぶ機会となり、作成した学生はより深くエピソードを振り返ることが出来ます。

次に、本日行うディスカッションについて説明していただきました。ディスカッションは保育実践演習のグループに分かれ、その中でさらに4グループに分かれて行います。その後各グループごとに実習全体を振り返って、今日の段階でまず正直に感じていることを具体的なエピソードを用いてディスカッションしていきます。
ディスカッションのポイントをいくつか以下に示します。

<ディスカッションのポイント>
?出来事や場面を構造的に捉える
?なぜ?どうして?について追求する
?ネガティブに捉えがちな場面も「リフレーム」の視点でポジティブに分析する

説明終了後、実際に1回目のディスカッションを行いました。あるグループでは「実習生の試みが上手くいった場面や保育者の素敵な関わり」をテーマに設定し、1人ずつエピソードを話していました。異なる実習先のエピソードに驚いたり、自分の経験と照らし合わせて共感したりなど楽しく振り返っている様子が見られました。

今回のディスカッションでは、実習の経験を交換する機会でもあり、実習後の久しぶりに話せたことに嬉しさも感じながら行えたのではないでしょうか。
次回もディスカッションが行われますが、エピソードを分析したり、似た経験がないか話したりするなどより深い学びになっていくと思います。
次回も保育所実習報告会に向けて頑張っていきましょう!


記事担当:大槻優希子、森麻尋、島貫莉花子