2020/05/28 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅰ

5月28日(木)の5限目に行われた保育実習指導Ⅰは、保育所と幼稚園の違いを学ぶためのビデオ映像の視聴が行われました。

現在はコロナウイルスの影響により通常の講義が行なうことが困難となっていますが、TFU保育士?幼稚園課程の実習指導では、実習前の準備や取り組み方の理解、実習の内容や方法の理解、実習施設や保育者の業務理解などの授業がオンライン上で行われています。前期には実習への基本姿勢?態度の育成に主に焦点をあて、また後期にはペープサート、絵本の読み聞かせ、エアプロンシアターなどのグループ別発表なども行われます。そして、TFU保育士?幼稚園課程実習では実習が終わった後の事後指導にも力を入れているため、3年生?4年生の実習の点検評価?総括に2年生も参加し、対話(ダイアローグ)を通して情報交換や相互考究などを行い、3年次?4年次での実習に向けてのビジョンや課題の明確化を図っていきます。

さて、今回は「保育士?幼稚園教諭になるために(第1巻)」というDVD教材を視聴しました。

はじめに、保育園と幼稚園の相違点について説明がありました。相違点として以下の5点が挙げられていました。

①     管轄
②     法律
③     資格
④     勤務時間
⑤     生活

具体的な例を挙げると、生活の違いとして保育園ではおやつ?午睡の時間を設けられていますが、幼稚園では設けられていません。

続いて、保育所?幼稚園での1日の生活の流れについては、どのような活動を行っているのか、どのような言葉掛けを行っているのかを学びました。加えて、保育園?幼稚園だけではなく、児童館での活動や母親サロンの様子も学びました。

またその他にも、

① 保育園?幼稚園という現場だけで子どもと関わるだけではなく、保護者と子どもが一緒に参加できるイベントが行われているということ
② 保育現場での、保育者の言葉がけや表情
③ 子どもたちの生活は5領域(健康?人間関係?環境?言葉?表現)につながっているということ

などについて学ぶことができました。


このDVD教材を通して、保育者になるため大切なことの基本について学ぶことが出来たかと思います。それは、ピアノが上手に弾けるなどといった技術面ということだけではなく、子どもの成長に向き合う保育者の日々の姿勢や責任などではなかったでしょうか。

現在はコロナウイルスの影響もあり、不安なことも多いとは思いますが、時間などを有効に活用して、これからの保育の学びを深めていきましょう!

記事担当 五十嵐廉