保育内容(環境)の理論と方法/子どもと環境

教科名:保育内容(環境)の理論と方法/子どもと環境
教員名:山﨑敦子先生
使用教材:パワーポイント、プリント、動画、屋外での自然体験活動

講義内容について
保育における「環境」の意味、5領域の一つである領域「環境」の内容について、実際の保育の場面と関連させながら概説します。そして、いくつかの遊びを取り上げ、どうすればその遊びがより持続し発展していくか、つまり、子どもにとって「魅力的な環境構成」とは、について考えていきます。その中で、子どもの動線を考慮し、スムーズに活動できるためのコーナーの配置や準備物等、物的環境の構成の仕方について学んだり、指導案の「環境構成」の書き方や人的環境としての保育者の大切な役割について、実践例を挙げながら説明したりします。また、座学のみならず、戸外に出て、春の雑草探しや秋の虫取り、自然物採集等、その季節ならではの自然環境に直に触れ、「体感する」ことを通して学びを深めたり、身近な材料を使っての教材作り、壁面装飾に役立つ制作や折り紙など、実践的な活動も行っていきます。

講義をする上で先生が大切にしていること
乳幼児期に特有の学び方である「環境を通して行う教育及び保育」の澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】性をしっかりと伝え、保育において「環境(構成)」がいかに大切かということを知識だけでなく体験的に楽しく学べるように工夫しています。

学生にどのような姿勢で講義を受けてほしいか
身近な環境に学生の皆さん自身が積極的に関わり、子どもと同じ目線で、「不思議だな」と感じたり、「すごいな」「きれいだな」と心を動かしたり、「どうすればもっと楽しくなるかな?」と一生懸命考えたり…様々な活動に、子どものように目をキラキラ輝かせながら取り組んでほしいと思います。

講義を受けている学生に伝えたいこと(学生へのメッセージ)
季節の移り変わりや自然の変化に常に関心をもち、感性を磨いてください!そして、将来、「環境を構成する」ことを楽しんで行える保育者になってほしいと思います。