表現技術Ⅲ（美術）

表現技術Ⅲの前半は、保育の造形活動で使われる材料や道具などの使用法を学生が実際に体験して修得したり、自らの表現?造形体験や実技製作をしたりして向き合います。後半は実践を意識し、専門的な臨床美術の手法を用いた模擬保育を行い具体的な応答や言葉がけの仕方を学びます。

板書やスライドを用いた説明のほかに、実際に学生が製作活動を行う時間も多く取られています。青木先生は製作活動をしながら、表現技術のポイントを順序立てて説明してくださった上で、学生のつくった作品を本人以外の学生も想像できやすいように、細かい部分を詳しくコメントをしながら見て回りつつ、学生の子どもの頃の思い出を掘り返します。そうすることにより、学生自身イメージしやすく授業内容を身近な感覚に落とし込めるようします。活動中も学生同士で作品を見せ合って感想を共有するなどして、製作活動中は和やかで楽しい雰囲気の中で行われています。