共生まちづくり学科の教育方針

《2025年度以降の入学生より適用》

教育研究上の目的

  • Well-beingを実現する共生のまちづくりのために、教員の複合分野をいかし、持続可能な共生の地域?まちの実現を1つの学科として追求する。
  • 地域が前向きに活性化に取り組むための新しい価値の創造、すなわち課題解決をこえて誰もがその人らしい生き方のできる共生のまちづくりが実現できるよう、イノベーション、アントレプレナーシップを意識した実践的な教育を行う。
  • 学生は理論的な学びに加えて地域のフィールドをいかしたプロジェクト型の実践的な学びを推進する。
  • 以上について、3つの領域(地域経済?経営領域、社会起業?地域創生領域、観光?文化領域)の学びをいかして「新しいまちづくり」を追求、実践する。
  • これらにより、以下の能力の獲得を目指す。
  1. 興味?関心:実践的な視点を持って議論ができる
  2. 知識?技能:応用的な地域課題への探究の姿勢(課題発見力?解決策の構想力)を身につけることができる。
  3. 実践的理解:他者と協調?協働できる、リーダーシップを発揮できる、自己の良心と社会の規範やルールに従った行動ができる。

学位授与の方針(ディプロマ?ポリシー)

大学のディプロマ?ポリシーに定められた本学卒業生として相応しい品格と素養を備え、かつ当該学位プログラムにおける授業科目の単位取得等により、以下に掲げる能力が身についたと認められる者に学位(産業福祉学)を授与する。
  1. 基礎理解力(経済社会のしくみを理解する力)
  2. 課題発見力(社会の課題を発見する力)
  3. 総合的理解力(社会課題の総合的な解決方策を理解する力)
  4. 課題分析力(理論的な方法論に基づく課題分析の力)
  5. 課題挑戦力(地域実践の方法論を身につけ挑戦する力)
  6. 総合的解決力(観光?文化的視点をいかし総合的に課題解決に取り組む力)
  7. 実践力(社会課題の解決に実践的に取り組む力)

教育課程の編成?実施の方針(カリキュラム?ポリシー)

1.学位取得のための教育課程(学位プログラム)について

  1. 学位授与の要件となる7つの能力は、それぞれ当該カリキュラム?マップに示された以下の科目群の履修によって身につける。
    1. 基礎理解力:経済社会のしくみを学ぶ科目群
    2. 課題発見力:社会の課題を学ぶ科目群
    3. 総合的理解力:総合的な解決の可能性を学ぶ科目群
    4. 課題分析力:理論的な課題分析力を養う科目群
    5. 総合的解決力:地域実践の方法論を学ぶ科目群
    6. 総合的実践力:観光?文化的解決視点を養う科目群
    7. 実践力:課題解決の実践力を磨く科目群
  2. 当該学位の取得を希望する者は、各科目群に配置された授業科目を、原則として履修系統図に示す年次進行に沿って履修する。
  3. 身につく能力は同様であっても、卒後進路によって履修すべき科目に差異がある場合は、それぞれの進路別に定められた履修モデルに沿って履修する。

2.各種資格取得のための教育課程(資格プログラム)について

  1. 各種の資格取得の要件となる能力は、それぞれ該当するカリキュラム?マップ等に示された科目群(実習等を含む)を所定の年次進行に沿って履修することによって身につける。
  2. 資格の種別は同じであっても卒後進路によって履修すべき科目に差異がある場合は、それぞれの進路別に定められた履修モデル等に沿って履修する。
  3. 各資格プログラムに含まれる授業科目で取得した単位は、当該学生の年間の取得単位数に含まれる。

入学者受け入れの方針(アドミッション?ポリシー)

入学考査の結果、以下の要件を満たしていると判断された方を受け入れます。

  1. 知識?技能
    「総合的な探究の時間」での実践的な活動を通して得られた課題発見力をフィールドワーク等で役立てることができる知識とスキルを有する。
  2. 思考力?判断力?表現力
    自分の考えを持ち、人に伝えることができる。人の意見をよく聞きながらお互いの理解を深めていくことができる。
  3. 主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度
    まちづくりや地域経済について関心があり、実践的な活動を通して主体性を持って地域の人々とともに学ぶ意欲を持ち、地域に貢献する気持ちを有している。

卒業後の進路?将来像

卒業後には、持続可能な地域社会の構築やWell-beingの実現に貢献し、新たな価値の創造に挑戦したいと考えている人。企業や行政、社会起業家やコーディネート人材など、多様な活躍の場?あり方を目指す。

評価方法

  1. 知識?技能については、提出書類の活動報告書?調査書?推薦書等の書類審査、学力検査、レポート、プレゼンテーション、小論文により評価します。
  2. 思考力?判断力?表現力等については、提出書類の志望理由書?推薦書等の書類審査、学力検査、レポート、プレゼンテーション、面接、小論文により評価します。
  3. 主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度については、提出書類の志望理由書?活動報告書?調査書?推薦書等の書類審査、レポート?プレゼンテーション?面接により評価します。

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